ERD計算
電子記録: 有効リム径
ERD計算
ホイールの組み立てに適切なスポークの長さを決定するには、まずリムの 電子記録 から始めます。電子記録 は有効リム直径の略で、リムの一方の端からもう一方の端までスポークが橋渡しする最大距離です。
リムの 電子記録 はどのように計算するのでしょうか? 以下に計算式とスケッチを参考までに示します。
電子記録 は、リムの片側の乳首床から反対側の乳首床まで測定します (下の図を参照)。これは、乳首の頭から頭までの 電子記録 測定とは異なります。
電子記録=リム外径-(リム深さ)*2+(リムニップルベッド厚さ)*2
例えば:
RD28-22CリムのERD=633mm-22mm*2+3.5mm*2=596mm
ほとんどの人は乳首の頭の長さを含めた 電子記録 を好みます。
ただし、お客様は構築に異なるニップルやコンポーネントを使用する場合があります。
スポークの計算にはニップルヘッドの長さ(一般的に2.5mm~3mm)を追加してください。
ニップルヘッドの長さが3mmの場合、RD28-22CリムのERDは596mm+3mm*2=602mmとなります。
異なるニップルを使用する場合、計算されたスポークの長さに若干の変更を加える必要がある場合があります。オンラインのスポーク計算機を使用する場合は、計算結果を最も近い んん に切り上げます。
(1)標準ヘッド付き外部ニップル:ほとんどのオンライン計算機は、当社のERDを使用して正確なスポーク長さを得ることができます。
(2)内部ニップル:長さ10mmのニップルを使用する場合は結果に8mmを加算し、12mmのニップルの場合は10mm、14mmのニップルの場合は12mmを加算します。
(3)ヘッドが著しく盛り上がった外部ニップル(DT スイス スクオルクス、ダブル Squareなど):正しいスポーク長さを得るには、結果に2mmを加えます。